Identity

2021 Top10!

2022-01-04 02:00

毎年恒例の、私の2021年を形作った10個の出来事を振り返ってみたいと思います。

1. アイデンティティ規格アーキテクトとして成長

2021年は、アイデンティティ規格アーキテクトとして大きく成長した年でした。2020年の6月にアーキテクトのポジションについてから、2020年は、ほぼ完全に規格を形作っていくプロセスやアイデンティティ業界特有の知識のキャッチアップに費やしたので、2021年にはもう、実際に規格を書くというプロセスに本格的に携わることができているのは、本当に大きな大きな成長です。

2021年の12月17日にSIOPv2OIDC4VPという、私が著者の一人である2つの規格のパブリックプレビューが始まったのですが、この業界に飛び込んで1年半で、ここまで来れたことに、自分で感動しています。

OIDC4VCIという、私が著者の一人であるもう一つの規格もワーキンググループに採用していただけたり、ISOの電子運転免許証のワーキンググループでの議論をリードできるようになってきたりなど、自分で自分にびっくりしています。

社内外の、とても優秀で、あり得ないくらい頭の良い方々とたくさんディスカッションできていることも本当に光栄に思います。

※ 規格の詳細はかなりGeekでNerdyなので割愛します。ご興味のある方は私のツイート達をご覧ください!もしくは、最新の資料はこちらです。(2022年1月3日時点) ※ パブリックプレビューやワーキンググループによる採用は、規格のライフサイクルのおけるとても大事なマイルストーンです。

identiverse msft team

カンファレンスもぼちぼち始まっており、素敵な方々にたくさん出会えました。

2. ザンビアのNGOが成長

2021年の1月にザンビアで設立した現地のNGOが、わずか一年間で、

  • マイクロファイナンスのオフィスを3つ設立
  • 土地を購入し、イノベーションセンターの建築を開始
  • デジタルアイデンティティの本格導入の準備を開始
  • 社用車を購入し、大学生の送迎なども実施

というところまで成長。アフリカ経験のある方にも驚かれます。

法人も設立し、洗車業を買い取り、再建し、利益をNGOにまわすことなどにも取り組んでいます。

組織が大きくなるにつれて、経営者として成長しなければなと思うことが増えてきました。皆さん、ご指導のほどよろしくお願いします。クラウドファンディングなどいつも応援ありがとうございます!

詳細はこちらの記事がおすすめです:「だから私たちは途上国の開発にたずさわる」――安田クリスチーナさんら、若者たちの大いなる挑戦とは!?

IBO-Z

この写真が結構いろいろ象徴していて好きなんですよね。

3. 子猫という天使が我が家にやってくる

子猫を飼い始めました。名前はMilaです。可愛すぎて、仕方がないです。スマホは、猫の写真を撮るために存在するのだということを学びました(笑)

cat 2

飼う前は、忙しいスケジュールの中で、面倒を見きれるか心配だったのですが、飼うという決断をして本当に良かったです。

我が家にやってきたときはまだ2か月で片手に収まる大きさだったのに、5か月にもなると立派な雌猫に成長していて、諸行無常を感じました。

Cat 1

ラブラブです。

4. MIT Technology Review Innovators Under 35を受賞

MIT Technology Review Innovators Under 35に選んでいただきました。MIT TRのグローバルサイトに名前が掲載されるなど、受賞出来て本当に光栄です! 授賞式の様子はこちらです。

MIT

5. TBSのNキャスで北野たけしさん、安住アナ、三雲さんと共演

渡米する半年間の間、毎月1回、ほぼレギュラーで、TBSのNキャスに出演させていただきました。生放送で、1分間程度の尺で、テクノロジーの観点からニュースをコメントするという難題にチャレンジしてみました。

視聴率が非常に高い番組で、ツイッターで、ポジティブ・ネガティブ両方のコメントをたくさんいただいて、それらをどう受け止めるかたくさん悩みました。「生放送でコメントできる25歳はほかにいない」という言葉に勇気をもらったことが印象に残っています。

北野たけしさん・安住アナ・三雲さんの横に座れたり、スタイリストさんをつけていただいたり、プロの女子アナに相談する機会をいただけたり、本当に貴重な経験でした。

TBS

日本にいたときは、タレントと呼ばれ始めていたことに複雑な気持ちだったのですが、渡米して一番さみしかったのは、Nキャスに出れなくなったことでした。

TBS 2

6. NewsPicksの投資エンターテインメント番組Investorsで投資を学ぶ

ウォーレン・バフェットが実践する長期投資を日本で行うレジェンド投資家・奥野一成さんから長期投資の極意を伝授してもらいました。毎月、投資したい企業を選んで、リサーチして、資料にまとめて、プレゼンの準備をするのはとても大変だったのですが、本当に本当に勉強になりました。

投資リアリティショー「Investors」: 全17回のプレイリスト。初回が約48万ビュー!

コルク代表取締役の佐渡島庸平さんとの共演も、視聴されるコンテンツ作りという観点から新しい発見の多い時間でした。

P.S. 昨日、自分の資産を整理していたのですが、大半が、アクセンチュアとマイクロソフトの株でした。。。

Newspicks

7. 車を購入

お父さんのお勧めでレクサスを買ったのですが、惚れてしまいました。

アメリカは車がないと生きていけないのですが、運転が大好きすぎて徒歩10分でも運転してしまいます。。東京で、公共交通機関のみを使っていた自分が思い出せないです。東京に引っ越せば一瞬で思い出すはずですが(笑)

8. ワークライフバランスがだいぶ向上

アメリカに引っ越して一番変わったのは、ワークライフバランスだと思います。仕事ばかりしているのはかっこよくない、という変なプレッシャーがあり(笑)

仕事の後に湖にパドルボートをしに行ったり、ゴルフのうちっぱに行ったり、金曜日に早めに仕事を終わらせて金土日で泊りでドライブやキャンプに行ったり、日本ではしたことのないことでした。後、土日はひたすらハイキングしてました。

ただ、一方で、ワシントン州で起業する企業がここまで成功するのは、11月頃から日がかなり短くなり、雨が続いて、家にいる以外選択肢がないので、11月から4月くらいまでは皆、仕事しかしない、ともいわれ。。どっちだよってね。

まあ、私は、私らしく、ワークホリックを貫こうと思います。

Maroon

Maroon5のコンサートにも行けました!

9. 国内旅行

日本では、ゴールデンウイークに3泊4日で四国一周を成し遂げ、渡米してからは、12月に8日間メキシコに行ってきました。

private bath

四国は、名物をほぼ全部周ることができたので、大満足。メキシコでは、はじめてジェットスキーを運転したり、乗馬したり、だいぶ焼けて帰ってきました。

Mexico

10. 2つ目の家族

アメリカで、私をわが子のように大事に思ってくれる家族に出会うことができました。

family

【おまけ】メディア露出一覧

記事一覧

動画集

Podcast (人生初!)

登壇

雑誌

PS いつの間にか、私のWikipediaページができていてびっくりしました。